日頃多くの牡蠣小屋を巡っている事から、糸島の牡蠣小屋についていろんな質問を受けます。

そんな牡蠣小屋初心者の方向けに、質問の多い事項を纏めたFAQ集を作成してみました。

牡蠣小屋マニアの私めが知り得ている情報をほぼ網羅する事ができたかと。

これであなたも初心者の域を脱出して、カキ小屋マニアに昇格です(笑)

糸島の牡蠣小屋の営業期間はいつからいつまで?

例年10月中旬から3月~4月頃までの冬期限定で、糸島の四つの漁港(福吉・加布里・船越・岐志)に約26店舗の牡蠣小屋が登場します。(これとは別に個人経営の牡蠣小屋もちらほら)

糸島エリアの牡蠣小屋で提供されいる牡蠣は養殖物の「真牡蠣」。10月頃の序盤戦は小さめサイズですが、年を越してぐっと冷え込んだ時期になるとサイズも大きくなったプリップリの牡蠣が登場します。いろんな時期の牡蠣を食べ歩いて自分の好みをサイズを発見しましょう。(ちなみに私めは、小~中サイズを好んで食べています)

糸島の牡蠣小屋のシステムは?

糸島エリアの牡蠣小屋(糸島漁協所属)では、テーブル使用料(炭代)を支払い、牡蠣を現地で購入&セルフで焼き上げて食べるシステムを採用されています。テーブル使用料(炭代)は300円~500円程度。昨今では1人辺り200円程度の利用料が必要な店舗が存在ます。

また牡蠣の料金は、1盛(1kg程度)が税込1,100円と統一価格となっており、他の海鮮類や一品メニューで差別化を図っている店舗がほとんどです。

焼き台(火種)は、炭火とガス火の二種類。どちらか選択可能なハイブリット店舗も存在します。

糸島の牡蠣小屋って手ぶらで行けるの?

糸島の牡蠣小屋を訪問する際は、基本的に手ぶらで訪ねてOKです。

焼き牡蠣に必要な必需品(軍手・カキナイフ・トング・箸・皿)は標準装備&無料貸出となっていますので、手ぶらで訪ねても焼き牡蠣を楽しむ事ができます。

手が汚れますので、ウェットティッシュを持参すればより快適に焼き牡蠣を楽しめます。

糸島の牡蠣小屋を攻める時の恰好(服装)は?

牡蠣小屋を訪ねる際は汚れてもいい恰好で臨みましょう。炭火の灰や、暴発した際の牡蠣汁にやられる事間違いなしです。着替えを準備しておくのもひとつの手ですね。

牡蠣小屋初心者で牡蠣の焼き方がわからないんだけど?

カキ小屋初体験な事をスタッフの方に伝えると、必ず丁寧に焼き方を教えてくれます(週末の繁忙時間帯除く)。とりあえずネットで事前学習(シュミレーション)を行い、初カキ小屋に臨みましょう。

糸島の牡蠣小屋ってどんなメニューがあるの?

もちろんの事ながらメインの食材は「牡蠣」。牡蠣と共に海鮮類も豊富に用意されています。

基本的に漁師さんが経営されており、新鮮な海鮮類が食べれる事間違いなし。最近では牡蠣&海鮮類にとどまらず、居酒屋顔負けの豊富なメニューを用意されている牡蠣小屋も存在します。

糸島の牡蠣小屋で食物(食材)の持ち込みは可能?

糸島エリアの牡蠣小屋(糸島漁協所属)では、基本的にご飯類の持ち込みが可能です。また網で焼かない事を条件にその他の食材を持ち込み可能な店舗も存在します。

お店によってシステムが異なりますので、事前に確認する事をおすすめします。

糸島でお肉が持ち込みOKの牡蠣小屋があるって聞いたけど?

糸島エリア牡蠣小屋発祥の地「福吉漁港」の牡蠣小屋でお肉持ち込み可能な牡蠣小屋(カキの阿部・伸栄丸佐々木)が存在します。平日限定や、持ち込み料(500円)がかかるなどの条件がありますが、焼き牡蠣と共にBBQを楽しめるって最高です。

糸島の牡蠣小屋で飲物(アルコール)の持ち込みは可能?

糸島エリアの牡蠣小屋(糸島漁協所属)では、アルコール含むドリンク類の持ち込みが可能となっています。しかしながら、2022年になりアルコール持ち込み禁止の店舗(日進丸)が登場しました。

持ち込み条件が比較的緩い糸島の牡蠣小屋文化を継続して欲しいものです。

糸島の牡蠣小屋で調味料(トッピング)の持ち込みは可能?

糸島エリアの牡蠣小屋では、ほぼ調味料(トッピング)の持ち込みが可能となっています。

店舗で準備されているポン酢・醤油の味付けでも十二分に美味しいのですが、オリジナルのトッピングでワンランク上の焼き牡蠣を堪能しましょう。調味料の組み合わせは無限大です。

糸島の牡蠣小屋の定休日は?

定休日は各店舗毎に異なっています。全店舗で定休日がかぶっている事はなく、四つの漁港共にシーズン中はどこかの牡蠣小屋が営業を行っています。

糸島の牡蠣小屋の年末年始の営業は?

年末年始の営業は店舗によってまちまちです。これまでの傾向から言うと、1月1日の元日以外は、四つの漁港共にどこかの牡蠣小屋が営業しています。しかしながら年末年始は、通常と営業時間が異なっている事がありますのでご注意ください。

糸島で夜間営業している牡蠣小屋は?

糸島の牡蠣小屋(糸島漁協所属)は基本的に日中時間帯メインの営業となっています。

ご安心ください!個人経営の牡蠣小屋で夜間営業を行っている店舗が存在します。

居酒屋利用目的で、焼き牡蠣をツマミに晩酌を堪能してみては如何でしょうか?

糸島で予約が可能な牡蠣小屋は?

糸島エリアの牡蠣小屋では、基本的に電話での予約を受け付けています。

しかしながら平日は予約可能でも、週末ともなると「午前中のみ」とか「限定何組」とかの条件がある事がほとんどです。(土日祝は予約不可の店舗も多々あります)

一部ではトラブル防止のため一切の予約を受けていない店舗もありますので、狙いのお店の予約可否を事前にチェックしておきましょう。

糸島の牡蠣小屋の駐車場は有料ですか?

糸島エリアの四つの漁港(福吉・加布里・船越・岐志)で営業している牡蠣小屋で用意されている駐車場は全て無料になります。糸島エリアの牡蠣小屋で駐車場が有料の店舗は今のところ聞いた事がありません。

糸島の牡蠣小屋に公共交通機関で行けますか?

福岡中心部(博多・天神)からであれば、福岡市地下鉄(JR筑肥線と相互直通運転)を利用し「JR筑前前原駅」まで移動。そこからバスに乗り換え各漁港(加布里・船越・岐志)まで移動が可能です(バスの便はかなり少ないので要注意)。

また福吉漁港に関しては、さらにJRを乗り継いで「福吉駅」で下車。駅からは徒歩圏内(約10分)です。

糸島の最寄り駅まで送迎がある牡蠣小屋は?

数は少ないですが確かに存在します。各店舗で利用条件(人数・曜日etc)がありますので、しっかりチェックして送迎サービスを利用しましょう。

福吉漁港の「伸栄丸佐々木」が平日限定となっていますが、個人でも利用しやすいかと。

糸島で天然の牡蠣が食べれる所があるって聞いたんだけど?

糸島エリアの牡蠣小屋(糸島漁協所属)で提供されている牡蠣は基本的に養殖物になります。

しかしながら一部の店舗(クレイン)では、天然物を提供している所が存在します。

牡蠣でノロウイルスに当たるのが怖いんですが?

糸島の牡蠣小屋で提供されている牡蠣は基本的に紫外線殺菌処理海水で浄化処理がなされています。また紫外線殺菌に加え、独自の処理(対策)を加えて行っている所も多々あります。(オゾン殺菌・マイクロバブル処理・UFマックスろ過・無菌地下海水etc)

厚生労働省のノロウイルスに関するQ&Aには、「ウイルスの活性を失わせるには加熱処理が有効で、中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。」と書かれています。生状態で食べるのはご法度。しっかり火を通してからいただきましょう。

糸島の牡蠣小屋のトイレって綺麗ですか?

こればかりはお店によってまちまちです。基本的に水洗トイレを完備している店舗が多いようですが、一部の牡蠣小屋では簡易トイレの店舗も存在します。岐志漁港の常設カキ小屋や加布里漁港では綺麗なトイレを装備している事をアピールしているような。

さいごに

糸島の牡蠣小屋FAQ集は如何だったでしょうか?

同じ焼き牡蠣を食べるにしても、各店舗でいろんな特徴(メニュー)があるので、牡蠣小屋巡りは飽きがきませんよね。

糸島エリアを全店舗制覇して、牡蠣小屋マニアの称号を手に入れましょう。